荒川 文彦

あらかわ ふみひこ 1961 -
  • 漆芸
  • 日本工芸会展覧会で12回受賞
  • 価格帯 ¥3,000,000 以下
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    • 分野
      漆芸
    • 技法
      乾漆、髹漆
    • 生年
      1961 -
    • 活動拠点
      石川県
    • 所属
      日本工芸会正会員
      伝統工芸士
      金沢美術工芸大学非常勤講師
      石川県挽物轆轤技術研修所非常勤講師
      東北芸術工科大学非常勤講師
    荒川 文彦

    作家紹介

    卓越した技で漆の美を追求

    山中塗の産地である石川県加賀市の山中温泉地区で作品制作に取り組む漆芸作家・荒川文彦。山中塗といえば木目を生かした木地が特徴ですが、荒川は髹漆(きゅうしつ)という技法を用いた、漆の美しさを引き出す作品で高い評価を得ています。人間国宝から新鋭作家まで、国内最高レベルの漆芸作家の作品が集う日本伝統漆芸展では、1994年に初入選して以降、数々の受賞歴を誇ります。荒川はその卓越した技術で、漆本来の艶を生かした滑らかな質感を表現。漆の持つ豊かな表情から、作品の深淵な魅力を感じさせます。

    作風

    漆本来の艶を生かして、塗り立て技法にて仕上げ、金、銀の金属線を用いての装飾を施す。

    略歴

    • 1961
      石川県江沼郡山中町に生まれる
    • 1980
      漆芸家「石川省三」氏に師事
    • 1989
      荒川漆工房に入る
    • 1995
      通商産業大臣認定「伝統工芸士」に認定される
    • 1999
      日本工芸会正会員に認定される
    • 2002
      ギャラリー萩にて個展「加賀市」開催
    • 2010
      グリーンアーツギャラリーにて個展「石川県金沢市」開催
    • 2015
      東京藝術大学ゲスト講師を勤める
    • 2017
      銀座和光にて二人展「かぜのみち・ほしのゆくえ」
      ギャラリー萩にて漆の未来図個展「加賀市」
    • 2018
      伝統と革新展 出品
    • 2022
      日本伝統漆芸展鑑査委員を務める
      東京藝術大学ゲスト講師を勤める
    • 2025
      銀座和光にて二人展「色絵と漆の間に遊ぶ」

    受賞歴

    • 1994
      日本伝統漆芸展 入選(以降入選歴あり)
    • 1995
      石川の伝統工芸展 入選(以降入選歴あり)
      第43回日本伝統工芸展 入選(以降入選歴あり)
    • 1998
      石川の伝統工芸展 奨励賞
      第45回日本伝統工芸展 入選
    • 1999
      石川の伝統工芸展 奨励賞
    • 2002
      日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞
    • 2005
      石川の伝統工芸展 奨励賞
      第52回日本伝統工芸展 文部科学大臣賞
      文化庁買い上げ
    • 2007
      日本伝統漆芸展 文化庁長官賞
    • 2008
      日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞
    • 2010
      日本伝統漆芸展 MOA美術館賞
    • 2015
      石川の伝統工芸展 北國銀行頭取賞
    • 2017
      石川の伝統工芸展 NHK金沢放送局長賞
    • 2019
      現代美術展 一般の部 最高賞
    • 2020
      日本伝統漆芸展 MOA美術館賞
    • 2021
      日本伝統漆芸展 輪島漆芸美術館賞
      石川の伝統工芸展 北國新聞社長賞
    • 2023
      石川の伝統工芸展 石川県知事賞
    • 2024
      日本伝統漆芸展 朝日新聞社賞
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