九鬼 英子 クキ ヒデコ
- 七宝
- 1949 -
0.3~0.4ミクロンほどの厚みの箔(銀箔、金箔)を下地釉の上に貼り込み焼成すると、胎や釉薬の膨張により箔が引き割れて、思わぬ複雑な地模様が出来ますので、それをベースに有線七宝を作っています。七宝釉薬ならではの透明釉、半透明釉を組み合わせることにより、背景の箔の地模様と相まって、独特の奥行感、立体感が表現出来ると考えます。
所属 | 日本工芸会正会員 釉子會主宰 |
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- 1949 静岡市に生まれる
- 1972 九州大学文学部哲学科中退
- 1980 リモージュ(仏)国際七宝ビエンナーレ招待出品
- 1982 早川義一氏(日本伝統工芸展鑑審査委員)に師事
日本伝統工芸展入選 以後22回入選 - 1987 日本工芸会正会員となる
- 1997 「わざと美」展(三島市・佐野美術館)
- 2002 「香りのうつわ 今 Ⅴ」(豊田町・香りの博物館)
- 2003 <七宝の風> 10人展(赤坂・乾画廊)
- 2004 「伝えられてきたもの 伝統工芸5人のかたち」(静岡カントリー浜岡コース)
- 2005 個展「折々の花を集めて」(下田・了仙寺茶室)
- 2007 ふたり展(静岡市・亀山画廊)
- 2008 ふたり展(伊豆修善時・山粧)以後毎年開催
- 2014 「伝統工芸作家二人展」(静岡カントリー浜岡コース)
- 2015 第46回東海伝統工芸展 審査委員
- 1994第25回東海伝統工芸展 安藤氏賞 受賞
- 2005第36回東海伝統工芸展 安藤氏賞 受賞
- 磐田市香りの博物館(泥七宝香合)
おおよその価格帯
¥ 1,000,000 - 1,500,000
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
掲載作品 7 件