秋山 眞和
- 染織
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 3
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- 分野染織
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生年1941 -
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所属綾の手紬染織工房主宰
現代の名工 指定
伝統工芸士 認定
略歴
- 1966宮崎県綾町にて綾の手紬染織工房創設
- 1968「日本伝統工芸展」入選
- 1972社団法人日本工芸会正会員認定
- 1973昭和天皇・皇后両陛下に御前実演
- 1980皇太子・妃両殿下に御前実演
- 1982日本産の貝による実用貝紫染色に初成功
- 1984宮崎県伝統工芸士第一次指定
- 1990第37回日本伝統工芸展入選作「万華鏡」文化庁買い上げ
- 1991小石丸蚕による製織完成
- 19923月 京都文化博物館「この人この作品」招待出展
- 1993阿波藩主、蜂須加家の藍染熨斗目着物を小石丸蚕糸にて復元制作
- 19943月宮崎銀行第一ビル、壁面タピストリー制作
10月フェニックスシーガイア、ホテルオーシャン45、B1に織、陶、木の
3工芸家による、展示ギャラリー「空」開設 - 19953月会津若松、松平家の熨斗目を小石丸藍染にて復元
9月第42回日本伝統工芸展、小石丸花織絣訪問着入選作「陽炎」文化庁買い上げとなる
11月平成7年度卓越した技能者(現代の名工)指定表彰 - 19962月日本橋三越本店にて個展開催(以後毎年開催)
5月中国丹東市にて国際野蚕学会で講演
10月赤坂御苑における秋の園遊会に両陛下よりご招待
12月常陸宮両殿下、綾の手紬染織工房にお成り - 19974月沖縄県立芸術大学より招聘され美術工芸学部教授就任
- 199811月フランスパリにて藍染め国際交流・講演会を開催
4月紀子様に小石丸蚕糸、貝紫染めインテリア作品献上 - 20005月フランスパリ日本文化会館にて個展を開催
6月太平洋・島サミット会議出席17カ国元首夫人綾の手紬染織工房訪問 - 20013月農水省指定、地域特産物マスター全国第一次指定
6月~12月 メディチ家芸術交流基金よりフランスのグラフィックデザイナー
フォファーナ アブバカ氏を藍染研修のため受け入れ - 20023月沖縄県立芸術大学教授を退官
10月綾町制70周年式典にて綾長産業功労者として表彰される - 20044月天皇皇后両陛下 当工房作品御着用賜り綾町ご視察。小石丸蚕糸作品・貝紫作品等を
御拝謁いただきご懇談賜る
9月東京銀座和光にて個展開催 - 200510月宮崎県文化賞(文化功労)受賞
- 200611月平成18年秋の褒章で「黄綬褒章」
- 20071月国際交流基金主催「日本紹介のための文化人派遣」事業にて
西アフリカへ藍染指導に派遣される。 - 20082月天然藍染め技術で綾町無形文化財に指定。
- 2009宮内庁三の丸尚蔵館にて天皇皇后両陛下御成婚50周年特別展展示
- 201011月東京銀座和光にて2回目の個展開催
- 20137月沖縄久米島博物館で秋山眞和作品展
11月美しいキモノ誌上で秋山眞和作品紹介
12月NHK BS プレミアム番組にて貝紫染め放映 - 20145月一般財団法人大日本蚕糸会 主催 蚕糸功労者表彰の候補に
作風
父、秋山常磐の染織の技術を受継ぎ、妥協することなく最高の布を作り上げる事にすべての情熱を注いできました。
その功績は国内外で認められ、国による「現代の名工」指定、黄綬褒章受賞、綾町指定重要無形文化財指定、ヨーロッパ、アフリカ等海外へ招致されています。
染色では、室町時代から続く天然灰汁発酵建てによる藍染に徹底的にこだわり、また古代には皇帝や貴族しか身に着ける事ができず、世界的にも完全に技術が途絶えていた貝紫による染色を、世界で初めて現代に復活させました。
精力的に活動し、綾の手紬染織工房を主宰する秋山のもとには職人たちが集まり、技術を指導するだけにとどまらず日々技を磨き、新たな作品作りに情熱を注いでいます。
受賞歴
- 1967「第2回西部工芸展」朝日新聞社金賞受賞
- 1968「第3回西部工芸展」朝日新聞社銀賞受賞
- 1970「第5回西部工芸展」朝日新聞社銀賞受賞
- 199110月「宮崎日日新聞社産業賞」受賞
- 19969月全国税理士共栄会文化財団より地域文化賞受賞
- 20055月「第39回日本伝統工芸染織展」出品作、藍染花織絣「響き」文化庁長官賞受賞
- 20065月第41回西部工芸展にて日本工芸会西部支部長賞受賞
- 20121月民族衣装文化普及協会より「きもの文化賞」受賞