福島 善三

ふくしま ぜんぞう 1959 -
  • 陶芸/ 人間国宝 (重要無形文化財保持者)
  • 価格帯 ¥6,000,000 以下
    Info

    ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

    閉じる
  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4

作品購入、オーダー制作、購入可能な作品など

    • 認定
      人間国宝(重要無形文化財「小石原焼」の保持者)
    • 分野
      陶芸
    • 技法
      青白磁、青磁/青瓷
    • 生年
      1959 -
    • 活動拠点
      福岡県
    • 所属
      日本工芸会正会員
      日本工芸会理事・参与、 日本工芸会西部支部幹事長
    福島 善三

    作家紹介

    高い芸術性を生み出した「伝統への挑戦」

    福島善三は、柳宗悦が「用の美の極地」と称えた「小石原焼」の人間国宝。国内最高レベルの作品が集う日本陶芸展で大賞を受賞、その評価は不動のものに見えますが、「同じ作風では評価されない」と新たな表現を常に追求するストイックな人物です。粘土作りから焼成まで全工程を手掛けるのも福島自身。小石原焼の窯元に生まれながらも挑戦を忘れず、伝統にとらわれることはありません。青みがかった乳白色仕上げの作品群は彼の代表作で、小石原焼の特徴である削り文様を施さないにも関わらず、その美しさから多くの賞賛を得ています。

    作風

    小石原(中野)で採れる陶土、鉄鉱石、土灰、ワラ灰、長石を用いて作陶する。陶土を粘土にすることから、焼成まですべての工程を自ら行う。

    略歴

    • 1959
      小石原焼ちがいわ窯に生れる
    • 1988
      第35回 日本伝統工芸展 入選
    • 2000
      宮内庁お買い上げ「鉄釉掛分鉢」以降3回お買い上げ
    • 2003
      「現代陶工の華」茨城県陶芸美術館
    • 2006
      「日本陶芸100年の精華」茨城県陶芸美術館
    • 2007
      「現代陶芸への招待」兵庫陶芸美術館
    • 2008
      「工芸のいま 伝統と創造」九州国立博物館
    • 2010
      「茶事をめぐって 現代工芸への視点」東京国立近代美術館工芸館
    • 2013
      「工芸からKōGEIへ」東京国立近代美術館工芸館
    • 2014
      紫綬褒章 受章
      東京国立近代美術館収蔵
      「青磁のいま」東京国立近代美術館工芸館
    • 2015
      第62回日本伝統工芸展鑑査委員 以降4回
    • 2017
      重要無形文化財「小石原焼」保持者認定
    • 2019
      第66回日本伝統工芸展鑑査・審査委員
    • 2020
      公益社団法人 日本工芸会西部支部幹事長
      公益社団法人 日本工芸会理事

    受賞歴

    • 1991
      第26回西部工芸展 朝日新聞社金賞
    • 1992
      第15回日本陶芸展 大賞桂宮賜杯
    • 2001
      第8回福岡県文化賞
    • 2003
      第23回西日本陶芸美術展 大賞
      第50回日本伝統工芸展 日本工芸会総裁賞
    • 2004
      第14回MOA岡田茂吉賞 優秀賞
    • 2013
      第60回日本伝統工芸展 高松宮記念賞
    • 2014
      平成25年度 日本陶磁協会賞
    • 2019
      福岡市文化賞
    検索中