福島 善三
- 陶芸/ 人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
オーダー制作、購入可能な作品の確認など
- 認定人間国宝(重要無形文化財「小石原焼」の保持者)
- 分野陶芸
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技法青白磁、青磁・青瓷
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生年1959 -
- 活動拠点福岡県
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所属日本工芸会正会員
日本工芸会理事・参与、 日本工芸会西部支部幹事長
略歴
- 1959小石原焼ちがいわ窯に生れる
- 1988第35回 日本伝統工芸展 入選
- 2000宮内庁お買い上げ「鉄釉掛分鉢」以降3回お買い上げ
- 2003「現代陶工の華」茨城県陶芸美術館
- 2006「日本陶芸100年の精華」茨城県陶芸美術館
- 2007「現代陶芸への招待」兵庫陶芸美術館
- 2008「工芸のいま 伝統と創造」九州国立博物館
- 2010「茶事をめぐって 現代工芸への視点」東京国立近代美術館工芸館
- 2013「工芸からKōGEIへ」東京国立近代美術館工芸館
- 2014紫綬褒章 受章
東京国立近代美術館収蔵
「青磁のいま」東京国立近代美術館工芸館 - 2015第62回日本伝統工芸展鑑査委員 以降4回
- 2017重要無形文化財「小石原焼」保持者認定
- 2019第66回日本伝統工芸展鑑査・審査委員
- 2020公益社団法人 日本工芸会西部支部幹事長
公益社団法人 日本工芸会理事
作風
小石原(中野)で採れる陶土、鉄鉱石、土灰、ワラ灰、長石を用いて作陶する。陶土を粘土にすることから、焼成まですべての工程を自ら行う。
作家紹介
高い芸術性を生み出した「伝統への挑戦」
福島善三は、柳宗悦が「用の美の極地」と称えた「小石原焼」の人間国宝。国内最高レベルの作品が集う日本陶芸展で大賞を受賞、その評価は不動のものに見えますが、「同じ作風では評価されない」と新たな表現を常に追求するストイックな人物です。粘土作りから焼成まで全工程を手掛けるのも福島自身。小石原焼の窯元に生まれながらも挑戦を忘れず、伝統にとらわれることはありません。青みがかった乳白色仕上げの作品群は彼の代表作で、小石原焼の特徴である削り文様を施さないにも関わらず、その美しさから多くの賞賛を得ています。
受賞歴
- 1991第26回西部工芸展 朝日新聞社金賞
- 1992第15回日本陶芸展大賞桂宮賜杯 受賞
- 2001第8回福岡県文化賞 受賞
- 2003第23回西日本陶芸美術展 大賞 受賞
第50回日本伝統工芸展 日本工芸会総裁賞 受賞 - 2004第14回MOA岡田茂吉賞 優秀賞 受賞
- 2013第60回日本伝統工芸展 高松宮記念賞 受賞
- 2014平成25年度 日本陶磁協会賞 受賞
- 2019福岡市文化賞 受賞
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