海老ヶ瀬 順子

えびがせ じゅんこ 1957 -
  • 染織
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 8

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    • 分野
      染織
    • 生年
      1957 -
    • 活動拠点
      京都府
    • 所属
      日本工芸会正会員
      京都府指定無形文化財(縠織)保持者
      日本工芸会執行委員
      日本工芸会近畿支部 常任幹事
    海老ヶ瀬 順子

    作家紹介

    浮かび上がる繊細な文様に魅せられて

    第70回日本伝統工芸展で日本工芸会会長賞を受賞した染織作家・海老ヶ瀬順子。人間国宝・北村武資のもとで学び、縠織(こめおり)という織りの技法に出会いました。縠織は、透けるような織り目が特徴の「紗」の一種で、浮かび上がる文様が米粒のように見えることからその名が付いたといわれています。海老ヶ瀬は植物染料で染めた糸を用い、色調の魅力を引き出すような構成と詩情豊かな表現を得意とします。絣やすくい織りの技法を取り入れながら、自由な感覚で縠織の世界を追求しています。

    作風

    かつて公家の夏の衣装に用いられた縠織(こめおり)は紗の一種である。縠織の組織を基本に「絣」や「すくい」の技法も取り入れ、自由で新しい縠織の世界を表現してゆきたい。

    略歴

    • 1978
      浄土真宗 蠋飛山・光徳寺入門
      民藝の世界から染織を始める
    • 1980
      北村武資氏 師事
    • 2010
      日本工芸会正会員 認定
    • 2024
      京都府指定無形文化財 認定

    受賞歴

    • 2006
      第35回日本伝統工芸近畿展 京都府教育委員会教育長賞
    • 2007
      第36回日本伝統工芸近畿展 日本工芸会近畿支部長賞
    • 2010
      第44回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
    • 2011
      第40回日本伝統工芸近畿展 日本工芸会賞
      第45回日本伝統工芸染織展 日本工芸会会長賞
    • 2016
      第63回日本伝統工芸展 文部科学大臣賞
    • 2017
      京都府 あけぼの賞
    • 2020
      第54回日本伝統工芸染織展 三越伊勢丹賞
    • 2023
      第70回日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞
    • 2024
      紫綬褒章 受章

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    • 文化庁

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