松原 伸生
- 染織/ 人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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価格帯
¥500,000 - 1,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 9
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- 認定人間国宝(重要無形文化財「長板中形」の保持者)
- 分野染織
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技法長板中形
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生年1965 -
- 活動拠点千葉県
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所属日本工芸会正会員
日本工芸会 副理事長
日本工芸会染織部会 副部会長
千葉県美術会 常任理事
藍形染まつばら 主宰
千葉県指定無形文化財「長板中形」保持者

略歴
- 1965東京都江戸川区に生まれる
- 1984都立工芸高等学校デザイン科卒業後、
父、松原利男に長板中形・藍形染めを師事 - 1987日本伝統工芸展、伝統工芸新作展に初入選
- 1988日本伝統工芸染織展に初入選
- 1991日本工芸会正会員に認定
- 1993~96年 千葉県立上総博物館にて形染講習会講師
- 2009SAN FRANCISCO ARTS OF PACIFIC ASIA SHOW出展
- 2012東日本伝統工芸展 鑑査委員(14,15,17年)
- 2017千葉県指定無形文化財「長板中形」保持者認定
- 2020日本工芸会 理事就任
日本伝統工芸染織展 鑑査委員
日本伝統工芸展 鑑査委員 - 2021紫綬褒章 受章
作風
江戸のころより伝わる浴衣染めの古称「長板中形」の技法を受け継ぎ、現代に即した作品を制作している。人間国宝だった故・松原定吉を祖父に持ち、その技術を父から学んだ三代目。日本伝統工芸展、日本伝統工芸染織展、東日本伝統工芸展、千葉県展などを主な発表の場としているが、個展開催、講習会なども多数行っている。
作家紹介
江戸時代から続く伝統の藍染め
「長板中形」は名前の通り、長い板に中サイズの文様の型を用いて、布の表裏両面から藍染めする技法。そのルーツは江戸時代の浴衣にあると 言われています。この技法で人間国宝に認定された定吉を祖父に持つ松原伸生は、自らも19歳のころから染めの道へ。父と共に移住した自然豊かな君津の地で、現代に即した作品を制作し、三代目として活動中です。藍と白のコントラストが美しいその作品は数々の工芸賞を受賞し、2021年には芸術分野功労者に贈られる紫綬褒章も授与されています。
受賞歴
- 1999千葉県美術展 県教育長賞
- 2000第40回伝統工芸新作展 奨励賞
- 2005第39回日本伝統工芸染織展 中国新聞社賞
千葉県美術展(県展)県文化振興財団会長賞 - 2006第40回日本伝統工芸染織展 山陽新聞社賞
- 2007第41回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
- 2008千葉県美術展(県展)県展賞
- 2009第56回日本伝統工芸展 新人賞
- 2014第61回日本伝統工芸展 高松宮記念賞(最高賞)
- 2015第49回日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞
- 2016君津市長賞表彰
- 2018第38回伝統文化ポーラ賞優秀賞
- 2020第67回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞
- 2023第57回日本伝統工芸染織展 MOA美術館賞
君津市民栄誉賞
パブリックコレクション
- 文化庁
- ネルソン・アトキンス美術館(アメリカ合衆国・カンザスシティ)
- 君津市