松原 伸生

まつばら のぶお 1965 -
  • 染織/ 人間国宝 (重要無形文化財保持者)
  • 価格帯 ¥500,000 - 1,000,000
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 9

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    • 認定
      人間国宝(重要無形文化財「長板中形」の保持者)
    • 分野
      染織
    • 技法
      長板中形
    • 生年
      1965 -
    • 活動拠点
      千葉県
    • 所属
      日本工芸会正会員
      日本工芸会 副理事長
      日本工芸会染織部会 副部会長
      千葉県美術会 常任理事
      藍形染まつばら 主宰
      千葉県指定無形文化財「長板中形」保持者
    松原 伸生

    作家紹介

    江戸時代から続く伝統の藍染め

    「長板中形」は名前の通り、長い板に中サイズの文様の型を用いて、布の表裏両面から藍染めする技法。そのルーツは江戸時代の浴衣にあると 言われています。この技法で人間国宝に認定された定吉を祖父に持つ松原伸生は、自らも19歳のころから染めの道へ。父と共に移住した自然豊かな君津の地で、現代に即した作品を制作し、三代目として活動中です。藍と白のコントラストが美しいその作品は数々の工芸賞を受賞し、2021年には芸術分野功労者に贈られる紫綬褒章も授与されています。

    作風

    江戸のころより伝わる浴衣染めの古称「長板中形」の技法を受け継ぎ、現代に即した作品を制作している。人間国宝だった故・松原定吉を祖父に持ち、その技術を父から学んだ三代目。日本伝統工芸展、日本伝統工芸染織展、東日本伝統工芸展、千葉県展などを主な発表の場としているが、個展開催、講習会なども多数行っている。

    略歴

    • 1965
      東京都江戸川区に生まれる
    • 1984
      都立工芸高等学校デザイン科卒業後、
      父、松原利男に長板中形・藍形染めを師事
    • 1987
      日本伝統工芸展、伝統工芸新作展に初入選
    • 1988
      日本伝統工芸染織展に初入選
    • 1991
      日本工芸会正会員に認定
    • 1993
      千葉県立上総博物館にて形染講習会講師(~96年)
    • 2009
      SAN FRANCISCO ARTS OF PACIFIC ASIA SHOW出展
    • 2012
      東日本伝統工芸展 鑑査委員(14,15,17年)
    • 2017
      千葉県指定無形文化財「長板中形」保持者認定
    • 2020
      日本工芸会 理事就任
      日本伝統工芸染織展 鑑査委員
      日本伝統工芸展 鑑査委員
    • 2021
      紫綬褒章 受章

    受賞歴

    • 1999
      千葉県美術展 県教育長賞
    • 2000
      第40回伝統工芸新作展 奨励賞
    • 2005
      第39回日本伝統工芸染織展 中国新聞社賞
      千葉県美術展(県展) 県文化振興財団会長賞
    • 2006
      第40回日本伝統工芸染織展 山陽新聞社賞
    • 2007
      第41回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
    • 2008
      千葉県美術展(県展)県展賞
    • 2009
      第56回日本伝統工芸展 新人賞
    • 2014
      第61回日本伝統工芸展 高松宮記念賞(最高賞)
    • 2015
      第49回日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞
    • 2016
      君津市長賞表彰
    • 2018
      第38回伝統文化ポーラ賞優秀賞
    • 2020
      第67回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞
    • 2023
      第57回日本伝統工芸染織展 MOA美術館賞
      君津市民栄誉賞

    パブリックコレクション

    • 文化庁
    • ネルソン・アトキンス美術館(アメリカ合衆国・カンザスシティ)
    • 君津市

    公式サイト・SNS他

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