杉浦 美智子

すぎうら みちこ 1954 -
  • 人形
  • 価格帯 ¥700,000 以下
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 8

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    • 分野
      人形
    • 技法
      桐塑人形、紙貼り、布貼り
    • 生年
      1954 -
    • 活動拠点
      東京都
    • 所属
      日本工芸会正会員
      日本工芸会理事
    杉浦 美智子

    作家紹介

    共感を呼ぶデフォルメの妙

    現代の生活空間にも合うような、見た人がより共感を覚える作品を目指している杉浦美智子。「見たままの姿に誇張や簡略を加えつつも抽象化はせず、わかりやすいかたちに表現し直すことを常に模索しています。それが『人の形を人形にする』ということです」と語る彼女の作品は、動きのある姿態や親しみある表情が魅力です。柔和な質感を出すため、顔には和紙を選び抜いて使い分け、微妙なニュアンスを表現。趣味が高じて邁進することになったという人形制作ですが、各種の工芸賞を受賞し、めざましい活躍を見せています。

    作風

    木芯桐塑和紙貼りが私の技法です。
    桐塑という桐の木の粉を粘土状にして形を作り胡粉をかけて後、和紙を貼り重ね、彩色をしてゆきます。
    人形という人の形が基本ですが、その形に誇張や簡略を加え、見た人がより共感を覚えるものに作り変えます。
    現代の生活空間にも合うような形を模索しております。現代人の心境は、見たままの形ではなかなか受け止めきれないところがあります。抽象とまではいかず、できるだけわかりやすい物。簡略な形を探しています。
    材料の和紙については、様々なものが出ておりますが、自分でも染めたり、風合いを考え加工を加えます。
    和紙だけでなく、布、箔、胡粉、岩絵具等、様々な材料で人形の雰囲気を作ります。

    略歴

    • 1954
      山梨県富士河口湖町に生まれる
    • 1996
      秋山信子に師事
    • 2005
      大阪なんば高島屋にて三人展
    • 2013
      工芸からKōGEIへ 展(東京国立近代美術館)出品
    • 2020
      工藝2020 日本博(東京国立博物館)出品

    受賞歴

    • 1999
      第17回伝統工芸人形展 文化庁長官賞
    • 2004
      第51回日本伝統工芸展 日本工芸会新人賞
    • 2011
      第51回東日本伝統工芸展 宮城県知事賞
    • 2014
      第27回伝統工芸人形展 文化庁長官賞(2度目)
    • 2016
      第63回日本伝統工芸展 東京都知事賞
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