鈴田 清人
- 染織
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価格帯
¥33,000 以上
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 2
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- 分野染織
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技法木版染
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生年1993 -
- 活動拠点佐賀県
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所属日本工芸会準会員
略歴
- 1993佐賀県鹿島市生まれ
- 2016金沢美術工芸大学 工芸科 陶磁専攻 卒業
- 2017金沢美術工芸大学染織科目等履修 修了
家業を継ぐため「木版摺更紗」技術保持である父・滋人に師事 - 2022第69回日本伝統工芸展 初出品 入選
作風
木版摺更紗という、木版と型紙を併用した技法で染色作品を作っています。この技法名は祖父・鈴田照次が、佐賀の地で途絶えていた鍋島更紗を長年かけて研究・解明し、そしてスケッチを基にした新しい模様で現代の更紗を作りたいとの思いから名付けました。私自身もスケッチを基にデザインし、木版と型紙だからこそできる表現や更紗の魅力を目指し制作しています。
作家紹介
佐賀に伝わる技の継承
木版と型紙を使い柄や色を染める木版摺更紗(もくはんずりさらさ)の作品で、第70回日本伝統工芸展にて日本工芸会新人賞を受賞した鈴田清人。木版摺更紗の分野で人間国宝に認定されている父・滋人に師事し、一度は途絶えてしまった「鍋島更紗」の技を木版摺更紗として現代に受け継いでいます。木版摺更紗は数種類の小さな木版の向きや、型紙との組み合わせを変えながら色付けすることで多様な文様を生み出します。すべて手作業で版を摺り色付けをしているため、緻密でありながらも変化を感じることができます。木版と型紙だからこそできる表現や更紗の魅力を目指している、と語る鈴田。若き才能に今後の注目が集まっています。
受賞歴
- 2023第57回西部伝統工芸展 九州朝日放送賞 受賞
第70回日本伝統工芸展 工芸会新人賞 受賞