高橋 弘子
- 染織
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価格帯
¥300,000 - 1,000,000
Info
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- 分野染織
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生年1944 -
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所属日本工芸会研究会員
略歴
- 1944兵庫県に生まれる
- 1974日本刺繍を秋山光男氏に師事
- 1990第43回 東京都勤労者美術展「サボテンの花」 入選
- 1993個展 銀座アートサロンこころ
日本画を宮本能成氏に師事 - 1998秋山刺繍研究所 師範
- 1999武蔵野美術大学短期大学部デザイン科 卒業
南麻布教室開設 水無月の会主催 - 2000多摩カルチャー教室開設 その後、府中教室
- 2001第41回 伝統工芸新作展「早春」 入選
日本工芸会研究会員 - 2002第42回 伝統工芸新作展「芳春」 入選
日本刺繍5人展 南青山サロンドフルール - 2004第44回 伝統工芸新作展「春光」 入選
- 2005個展 三鷹ギャラリーオーク
- 2007二人展 三鷹ギャラリーオーク
- 2008第1回 水無月の会展 広尾加藤ギャラリー
- 2009第49回 東日本伝統工芸展「菜の花と蝶」 入選
- 2012日本工芸会 重要無形文化財伝承者研修会参加
- 2013日本工芸会 重要無形文化財伝承者研修会参加
- 2014第54回 東日本伝統工芸展「花咲み」 入選
- 2016第2回 水無月の会展 世田谷美術館分館
- 2019アトリエ「Atelier HIRO」 開設
- 2021第34回 パリ国際サロン推薦展 パリ ギャラリー・デュ・マレ出品
- 2022生涯展 南麻布天現寺スクエア
作風
日本刺繍は、図案、デザイン、色彩の美しさに合わせ、四十を超える基礎となる縫い方を正しく学び技を磨く、師資相承の芸術です。1998年に師範の資格をいただき、翌年美大を卒業し、より美しく巧みな表現を求め、至ったのは極細撚りで刺す技法です。たとえば、鳥の羽根を色彩だけでなくそこにある羽根自体を現すことができます。見えるのは糸ではなく本物の羽根のように。絹糸の持つ天然の光沢と日本刺繍の両手刺しの技法により、生き物をリアルに表現することができました。また、極細撚りにより、太い撚りによって現れる影が消え、金属のような表現もできます。昔は、グラフィックなど知らず、複雑な幾何学模様も定規と計算で精密な図案にしてきました。そして表現したいものを形にしてきました。きものや帯に施された伝統的な刺繍はもちろん、長い年月に培った技法と技術をもってなんでも表現できます。それはいつも新しく美しい作品となります。
受賞歴
- 1991第44回 東京都勤労者美術展「蝶」理事長賞 受賞
- 1992第45回 東京都勤労者美術展「静寂」理事長賞 受賞
- 1995第48回 東京都勤労者美術展「夜空の夢」財団設立10周年記念特別賞 受賞
- 1999世界らん展 日本大賞’99 美術工芸部門 奨励賞 受賞
- 2002第4回 巧技ソサエティ美術展「菊と松」東京都知事賞 受賞