佐々木 理恵 ささき りえ

  • 染織
  • 1963 -
佐々木 理恵

染織をはじめた頃から、地元福井の特色を生かした織物を創りたいという思いをもっています。竹紙は竹の繊維50%、雁皮25%、楮25%の材料で漉かれた越前和紙を使っています。竹紙を細くカットし、撚りをかけて糸にし、草木染した絹糸に組織織りで織り込むことにより、独特の風合いのある布を織り上げています。

所属 日本工芸会準会員
  • 1963 福井県鯖江市生まれ
  • 1984 仁愛女子短期大学家政学科 卒業
    在学中、昭和初期まで鯖江市で織られていた木綿織物「石田縞」の研究と復元に取り組む
  • 1989 「石田縞」をもとに、木綿織物に竹紙を織り込んだ「越前石田縞」を発表
    以降、制作を続ける
  • 1999 丹南産業交流事業にて紙布製品の制作を担当(~2009)
  • 2008 鯖江市繊維協会石田縞手織りセンター設立にあたり技術提供
    手織り指導員を務める(~2013)
  • 2009 竹紙布帯の制作をはじめる
  • 2011 第45回日本伝統工芸染織展 初入選
  • 2014 日本民藝館展 初入選
  • 2015 越前石田縞が福井県郷土工芸品の指定を受ける
  • 2017 第64回日本伝統工芸展 初入選

  • 2007福井県文化奨励賞 受賞
掲載作品 6