伴野 崇
- 漆芸
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価格帯
¥800,000 - 2,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 4
オーダー制作、購入可能な作品の確認など
- 分野漆芸
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技法乾漆、髹漆
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生年1983 -
- 活動拠点長野県
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所属日本工芸会正会員
日本文化財漆協会 正会員
略歴
- 1983長野県佐久市に生まれる
- 2001(株)門間箪笥店 入社 仙台箪笥の漆塗りに携わる
- 2006仙台箪笥を伝承する会 設立
- 2013石川県立輪島漆芸技術研修所髹漆科 卒業
小森邦衞氏に師事 - 2015「作家による うるし・おわん・うつわ展」(西武池袋本店)(~2019)
- 2017年季明け
小森邦衞一門「一滴の漆」展(ジェイアール名古屋タカシマヤ美術画廊)(2019、2021、2023) - 2019「生まれ変わる伝統:イセ・コレクション所蔵 現代日本の工芸品」出品(香港大学美術博物館)
- 2021「一滴の漆」人間国宝 小森邦衞一門展(日本橋三越本店)
第5回ファースト・パトロネージュ・プログラム(3331Arts Chiyoda) - 2022「工芸の美-金属と漆-展」出品(イセ食品株式会社)
「漆 伴野崇・井坂友美展」(ギャラリーおかりや) - 2023「伴野崇 漆芸展」(日本橋三越本店)
「漆風怒涛―現在を駆け抜ける髹漆表現―」(石川県輪島漆芸美術館)
作風
漆塗り全般の作業の行う、いわゆる「髹漆」を専門にしており、加飾は凝らさず、造形の美しさを重点において制作しています。
器は、そこにのせる「もの」が主役との考えから、特に椀などの日常的に使ってほしい漆器は、できるだけ料理が映えることや、使いやすさを考え制作しています。
また、一品に徹した作品では、空間の演出も考え、風や光などの本来形のないものを作品のモチーフにし、無地の塗りの中から想像を巡らせてもらえるような造形を目指しています。
漆は山の恵と人との愛情の結晶といえます。
素材と向き合い、漆が本来もつ美しさを発揮させることに努めながら、伝統の中に新しさを見出せるものづくりを追っていきます。
作家紹介
朱と黒の静謐な世界
漆芸作家・伴野崇は、数多くの漆職人を輩出する石川県立輪島漆芸技術研修所で学んだ後、人間国宝である小森邦衞に師事しました。国内最高峰の漆芸作家が一同に集う日本伝統漆芸展での朝日新聞社賞(2015年)を皮切りに受賞を重ね、今年の第41回日本伝統漆芸展では最高賞である文部科学大臣賞を受賞しました。伴野の作品は、漆の艶やかな質感と、朱と黒のコントラストが特徴。日本で脈々と続く漆の伝統を受け継ぎ、その魅力を後世に伝えたいという思いで制作に励む若き作家の姿に、多くの人々が注目しています。
受賞歴
- 2015第32回日本伝統漆芸展 朝日新聞社賞(以後入選を重ねる)
- 2020第60回東日本伝統工芸展 朝日新聞社賞(以後入選を重ねる)
第67回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞(以後入選を重ねる) - 2023第42回長野県工芸展 長野県工芸会長賞
- 2024第41回日本伝統漆芸展 文部科学大臣賞
パブリックコレクション
- 一般財団法人イセ文化財団