変塗蒟醤盤「さやか」
かわりぬりきんまばん「さやか」 高さ 2.8 x 幅 41.5 x 奥行 20.0 cm忰山 美知子 (かせやま みちこ)
1950 -- 漆芸
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 7
作品詳細
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分野漆芸
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材質麻布、 金粉、レーキ顔料
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サイズ高さ 2.8 x 幅 41.5 x 奥行 20.0 cm
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所蔵先新見市美術館
この作品の技法
乾漆 (かんしつ)
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
沈金 (ちんきん)
塗り上がった漆面に、のみや刀と呼ばれる刃物で模様を線や点で彫ります。彫ったみぞに金箔や細かい金粉をすりこむので、細くて繊細な模様が表現できます。
蒟醤 (きんま)
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
