木芯桐塑和紙貼「午後の調べ」
もくしんとうそわしばり「ごごのしらべ」 高さ 21.0 cm / 2023年満丸 正人 (みつまる まさと)
1966 -- 人形
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 9
作品詳細
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分野人形
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サイズ高さ 21.0 cm
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発表年2023
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限定一点物
この作品の技法
桐塑人形 (とうそにんぎょう)
桐塑人形は、桐塑という桐の木の粉に、のりを混ぜて粘土状にしたものを桐の木の芯につけて形を作ります。また、やわらかいうちは自由自在に形を変えることができるので、いろいろな形を作ることができます。後で形にくるいが出ないように、よく乾燥させることが大切です。
紙貼り (かみばり)
染めた和紙をはって模様をつくります。
この作品の受賞情報
- 第52回 日本伝統工芸近畿展 (2023)
- 大阪府教育委員会賞
受賞コメント
無機質なようで、穏やかな作品をと、今回の作品は挑みました。どの角度からも、上から見ても面白い作品をと、色合いも二人の女性の関係性を、どのように表現するのかに悪戦苦闘しました。いつも制作にあたっては不安を抱えながら、自分を信じる気持ちと、否定する気持ちを相互に持ち、そのバランスを、いかに上手く持てるかが大切だと思っています。今後も地道に精進して参ります。
(日本工芸会近畿支部 会報より)
