樟・栗 飾り台
くすのき・くり かざりだい 高さ 57 / 径 32 cm / 2018年岡田 勝之 (おかだ かつゆき)
1943 -- 木竹工
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作風は一言でいうと「変幻自在」。 「これだ!」と固定されるのを非常に嫌うという性分からか、豪胆な男性らしいものから、細やかで柔らかい女性らしさ溢れる作品まで、幅が広い。 彼は、自分の楽しみのために作品を作っている。
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上段の琥珀色のようなマーブル模様は楠(クスノキ)で、それ以外は栗で作りました。飾り台というより、昔、黒電話機を置いていた電話台のようなシンプルでコンパクトな台です。
楠の飴色のような琥珀のようなもったりした色合いと、クリのシンプルな木目という、どちらも全く違った特徴のある木目を合わせたことで、上から見るとかなりのインパクトはあるものの、全体的にみるととてもすっきりしたデザインになっています。
非常にシンプルなデザインですが、実は色々な変化をつけております。
上段の縁が中心に向かって変化していたり、脚の形が5角形であったりと、細部にもこだわりを持つ「指物」の技術をお楽しみいただけるかと思います。
なお、昔ながらの指物の技術を使用しておりますので、金物は一切使用しておりません。また、着色も一切しておらず、無垢のままです。
作品詳細
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分野木竹工
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材質樟、栗
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サイズ高さ 57 / 径 32 cm
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発表年2018
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取り扱い方法透明な塗装加工を行っておりますので、防水性がございます。
ただし、急な加熱(エアコン直下の設置や、熱したやかんや鉄瓶等の設置)や、鋭い刃物等の使用、ハンマーなどの衝撃により、本体の木材に悪影響を及ぼし破損の原因となります。また、薬品(マニュキュアなど)で塗装が剥がれ落ちることがあります。
等々、ご注意くださいませ。
なお、木材は加工後も水分を吸収・排出するため運ぶ地域によって膨張・収縮が起こります。例えば、山陽地方から山陰地方間の移動でも湿気の割合が変わるため、ひずみが発生します。
僅かなひずみですが、これにより家具のmmレベルでの調整部分に不具合が発生します。
これは木であるが故に発生することですので、どうぞご承知おきください。
なお、何かありましたら遠慮なくご連絡いただければと思います。