黒柿 テーブル
くろがき てーぶる 高さ 49 x 幅 126 x 奥行 36.5 cm / 2018年岡田 勝之 (おかだ かつゆき)
1943 -- 木竹工
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作風は一言でいうと「変幻自在」。 「これだ!」と固定されるのを非常に嫌うという性分からか、豪胆な男性らしいものから、細やかで柔らかい女性らしさ溢れる作品まで、幅が広い。 彼は、自分の楽しみのために作品を作っている。
作家の詳細を見る作品について
柿の古木から稀に黒い模様が現れたものを「黒柿」と呼びます。 黒柿という名前の木があるわけではなく、柿の製材時に稀に黒い模様が出ることがあり、それを「黒柿」と呼んでいます。なぜできるのかの諸説はありますが、詳しいことは分かっていません。 また、一般的に和木は洋木に比べ成長が遅いため、テーブルなどに使用できるような大きなものに育つために、かなりの年数を費やします。また、黒柿となるのも非常に低い確率ですので、一枚板として利用できるものはごくごく僅かなのです。 貴重さもさることながら、その墨汁のような模様が人を惹きつけてやみません。 写真で見るとかなりのインパクトがありますが、実際は少し鈍い、薄墨のような色合いです。黒い部分以外は白っぽく、あまり赤味がありませんので、しばらく眺めていると本当に水墨画のようです。 脚の形は、あまり家具にはない足元にかけて広がる形ですが、シンプルなデザインです。留め具に金具をつけておりますが、釘ではありません。 いわく「脚を取り外しできるようにボルトとナットで締め付ける形を取っている」そうです。また、釘ではないため根元がグズグズになるようなことはないそうです。 高さがあまりなく、また天板も厚くないためサイドテーブル仕様となっておりますが、これ一つで部屋のイメージがかなり変わるのではないでしょうか。
作品詳細
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分野木竹工
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材質黒柿
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サイズ高さ 49 x 幅 126 x 奥行 36.5 cm
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発表年2018
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桐箱付属
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取り扱い方法透明な塗装加工を行っておりますので、防水性がございます。
ただし、急な加熱(エアコン直下の設置や、熱したやかんや鉄瓶等の設置)や、鋭い刃物等の使用、ハンマーなどの衝撃により、本体の木材に悪影響を及ぼし破損の原因となります。また、薬品(マニュキュアなど)で塗装が剥がれ落ちることがあります。
等々、ご注意くださいませ。
なお、木材は加工後も水分を吸収・排出するため運ぶ地域によって膨張・収縮が起こります。例えば、山陽地方から山陰地方間の移動でも湿気の割合が変わるため、ひずみが発生します。
僅かなひずみですが、これにより家具のmmレベルでの調整部分に不具合が発生します。
これは木であるが故に発生することですので、どうぞご承知おきください。
なお、何かありましたら遠慮なくご連絡いただければと思います。