マイルス・デイヴィス「キリマンジャロの娘」
きりまんじゃろのむすめ 高さ 73 x 幅 37 x 奥行 33 cm / 2019年岡田 勝之 (おかだ かつゆき)
1943 -- 木竹工
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作風は一言でいうと「変幻自在」。 「これだ!」と固定されるのを非常に嫌うという性分からか、豪胆な男性らしいものから、細やかで柔らかい女性らしさ溢れる作品まで、幅が広い。 彼は、自分の楽しみのために作品を作っている。
作家の詳細を見る作品について
1968年に発売されたマイルス・デイヴィスの「キリマンジャロの娘 - Filles De Kilimanjaro」。そのジャケットを一目見て、その強烈なインパクトが鮮烈に残りました。それが今から40年ほど前のこと。
それから年数がたち、いつしか忘れていった鮮明な画像とは反対に、タイトルや強烈なイメージだけがどんどん膨らんでいき、できたものがこちらの作品でした。
最初「なぜこれがキリマンジャロの娘なのか」という説明が製作者にもできなかったのは、アルバムジャケットをそのまま作品化したわけではなく、自分の中で醸造・熟成させ、自分なりの表現としたからなのかもしれません。
ですので、飾り棚とは銘打っているのですが、オブジェと考えていただけたら良いのではないかと思います。
なお、蝶番および留め具の部分以外、金物は一切使用しておりません。
また、金具の取手は古い蔵の「蔵タンス」のもので、現代の鉄とは色も質感も全く異なるしっとりとした黒さが特徴です。こちらは、美術館の補修もされておられる金工師に助言を受けて、丁寧に補修・仕上げを行いました。
作品詳細
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分野木竹工
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材質ブラックウォルナット
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サイズ高さ 73 x 幅 37 x 奥行 33 cm
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発表年2019
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取り扱い方法透明な塗装加工を行っておりますので、防水性がございます。
ただし、急な加熱(エアコン直下の設置や、熱したやかんや鉄瓶等の設置)や、鋭い刃物等の使用、ハンマーなどの衝撃により、本体の木材に悪影響を及ぼし破損の原因となります。また、薬品(マニュキュアなど)で塗装が剥がれ落ちることがあります。
等々、ご注意くださいませ。
この作品の技法
