城端蒔絵雲錦文水指
じょうはなまきえうんきんもんみずさし 高さ 17.5 x 幅 20.3 x 奥行 20.3 cm / 2019年十六代 小原治五右衛門 (おはら じごえもん)
1979 -- 漆芸
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価格帯
$2,000 - 39,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 3
作品について
水指の蓋表には桜を描き、身は八角形の四面を広く取り、他の四面には朱金の変り塗を地模 様とした雲錦文様を描いて、下に行くほどに面を窄めて四ツ脚とした。点前に必要な水を入 れることで、身の内側に施した変り塗の銀地が映える。榡地は檜材による指物と刳り物を併 用し、これまでの作品同様に布着せ本堅地塗で仕上げた。
作品詳細
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分野漆芸
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材質漆、 檜・桧、 麻布、 金粉、 銀粉、 顔料
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サイズ高さ 17.5 x 幅 20.3 x 奥行 20.3 cm
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発表年2019
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限定一点物
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桐箱付属
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サインあり(作品、桐箱)
この作品の技法
漆絵 (うるしえ)
色漆を使って絵を描く表現が漆絵です。最も古い時代に生まれた基本的な装飾表現です。
蒔絵 (まきえ)
蒔絵は日本独自に発達した漆芸の代表的な技法で1200年ほど前から行われています。器の表面に細い筆を使って漆で絵を描き、その漆が固まらないうちに上から金の粉を蒔きつけて模様をあらわします。
髹漆 (きゅうしつ)
髹は「漆を塗る」という意味の漢字で、漆をへらや刷毛(はけ)で塗ることを髹漆といいます。髹漆には、胎(ボディ)を補強するためのに布を貼る布着せなどの下地、中塗り、そして上塗りまでが含まれます。上塗りには漆を塗ったあとで研ぎ出さないで仕上げる塗立て(ぬりたて)、研ぎ炭を使って磨き上げる蝋色(ろいろ)仕上げのほか、数百種類に及ぶ変塗り(かわりぬり)など、複雑な工程、多様なバリエーションがあります。
この作品の入選情報
- 第66回 日本伝統工芸展 (2019)
- 入選
