中川 正洋

堰出友禅着物「月下繚乱」 セキダシユウゼンキモノ「ゲッカリョウラン」

  • 染織
  • 2017年発表
  • 販売済

分野 染織
発表年 2017
展覧会 第52回日本伝統工芸染織展

中川 正洋 Masahiro Nakagawa

写真:中川 正洋

中川正洋の作品は、真糊(まのり)、蒔糊(まきのり)、白付糊(しろづけのり)、一珍糊(いっちんのり)等日本古来の伝統的な防染糊に独自の工夫を加え制作されます。真糊とは、室町・桃山時代にはすでに存在していたと思われる日本古来のでんぷん糊で、糯粉(もちこ)に糠(ぬか)と塩を加え、蒸して良く練り再度炊きあげた、大変強い防染力を持つ天然の糊です。この糊を基にして蒔糊、白付糊などが作られ、様々な技法を駆使して制作するには大変手間と根気を必要としますが、絹の持つ本来の輝きを最大限に引き出し、作者の鋭い感性と結びつくことにより、格調の高い美しさを醸し出します。写生することから始まり、図案、生地の選択、下絵、防染糊の制作、糊置き、染等ほぼ全ての工程にわたり一人で制作し、 四季折々の美しい自然に触れた時の感動を着物や帯に表現しています。