張抜木目込「ほたる」

はりぬききめこみ「ほたる」 高さ 23.0 cm / 2016年
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  • 人形
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 9

作品詳細

  • 分野
    人形
  • サイズ
    高さ 23.0 cm
  • 発表年
    2016
  • 限定
    一点物

この作品の技法

張抜人形 (はりぬきにんぎょう)

張抜人形には、内張りと外張りの二種類の作りかたがあります。内張りの方法は、まず粘土で形を作り、石こうで型をとります。型の内側に和紙をはり重ねて、乾いたら型から抜き取り、桐塑などでさらに形を整えます。その上に胡粉を塗り、絵の具で色をつけたり布や和紙をはって仕上げます。また、外張りは木型の外側に紙をはり重ねて作ります。

木目込み (きめこみ)

胴体のみぞにのりを置き、布のはしをヘラで押しこみます。人形の衣装が細いみぞにぎゅっと入っていることに気づきましたか?これは木目込みといって、人形の胴体に衣装をつける時に布のぬい目にそって人形にみぞを彫り、そのみぞにのりを置いて布のはしをヘラで押しこんで衣装をとめる方法のことです。細かい衣装の模様も木目込みであらわしています。

この作品の入選情報

  • 第63回 日本伝統工芸展 (2016)
  • 入選
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写真:張抜木目込「ほたる」
張抜木目込「ほたる」 岡 弘美
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