木芯桐塑木目込布貼「呉女」

もくしんとうそきめこみぬのばり「ごじょ」 高さ 32.5 cm / 2015年
販売済
  • 人形人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1

作品詳細

  • 分野
    人形
  • サイズ
    高さ 32.5 cm
  • 発表年
    2015
  • 限定
    一点物

この作品の技法

桐塑人形 (とうそにんぎょう)

桐塑人形は、桐塑という桐の木の粉に、のりを混ぜて粘土状にしたものを桐の木の芯につけて形を作ります。また、やわらかいうちは自由自在に形を変えることができるので、いろいろな形を作ることができます。後で形にくるいが出ないように、よく乾燥させることが大切です。

木目込み (きめこみ)

胴体のみぞにのりを置き、布のはしをヘラで押しこみます。人形の衣装が細いみぞにぎゅっと入っていることに気づきましたか?これは木目込みといって、人形の胴体に衣装をつける時に布のぬい目にそって人形にみぞを彫り、そのみぞにのりを置いて布のはしをヘラで押しこんで衣装をとめる方法のことです。細かい衣装の模様も木目込みであらわしています。

布貼り (ぬのばり)

色のちがう布をはって模様をつくります。

この作品の入選情報

  • 第62回 日本伝統工芸展 (2015)
  • 入選
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写真:木芯桐塑木目込布貼「呉女」
木芯桐塑木目込布貼「呉女」 林 駒夫
販売済