木芯桐塑木目込紙貼「草萌え」
もくしんとうそきめこみかみばり「くさもえ」 高さ 37.0 cm / 2015年秋山 信子 (あきやま のぶこ)
1928 - 2024- 人形人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1
作品詳細
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分野人形
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サイズ高さ 37.0 cm
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発表年2015
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限定一点物
この作品の技法
桐塑人形 (とうそにんぎょう)
桐塑人形は、桐塑という桐の木の粉に、のりを混ぜて粘土状にしたものを桐の木の芯につけて形を作ります。また、やわらかいうちは自由自在に形を変えることができるので、いろいろな形を作ることができます。後で形にくるいが出ないように、よく乾燥させることが大切です。
木目込み (きめこみ)
胴体のみぞにのりを置き、布のはしをヘラで押しこみます。人形の衣装が細いみぞにぎゅっと入っていることに気づきましたか?これは木目込みといって、人形の胴体に衣装をつける時に布のぬい目にそって人形にみぞを彫り、そのみぞにのりを置いて布のはしをヘラで押しこんで衣装をとめる方法のことです。細かい衣装の模様も木目込みであらわしています。
紙貼り (かみばり)
染めた和紙をはって模様をつくります。
この作品の入選情報
- 第62回 日本伝統工芸展 (2015)
- 入選
