北村 武資

透文羅「瀧川」 トウモンラ「タキガワ」

  • 染織
  • 2015年発表
  • 非売品

分野 染織
発表年 2015
展覧会 第62回日本伝統工芸展

  • 羅とは、経糸(たていと)を左右の経糸とからみあわせて織る絹織物の技法です。似た技法である紗(しゃ)は隣り合う2本の経糸を捩る(もじる)のに対し、羅は隣の経糸に絡ませたあと、さらに反対側の経糸にも絡ませるという複雑な構造をもちます。大きな透け感のある織り模様が特徴的です。7世紀ころには中国から伝わり、奈良時代から平安時代前期にかけて盛んに製作されました。