分野 | 染織 |
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発表年 | 2015 |
展覧会 | 第55回東日本伝統工芸展 |
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江戸小紋
江戸時代に武士が礼装用に着た裃に細かな柄が染められ発達しました。その後庶民の着物にも染められるようになりました。江戸小紋は、昔から伊勢型紙を使って染められます。
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絣織
糸のところどころを白く残して染めた絣糸を使って作られた織物のことで、染めた糸の組み合わせ方によって縞模様や格子模様、絵画のような模様を表現することができます。
人間国宝(重要無形文化財保持者) 小宮 康正 Yasumasa Komiya
![写真:小宮 康正](https://kougeifs.galleryjapan.com/files/galleryjapan/creator/inputfile/152.jpg)
江戸小紋は江戸時代に武士の裃や町人の着物を染めるために発達した技法です。 もともと「江戸小紋」という名称が、あったわけではありません。祖父康助が重要無形文化財保持者に認定されたときに、ほかの小紋と区別するためにつけられた名称です。 一色で染められる江戸小紋は、宝石のような透明感のある色、何年たっても輝きを失わない、冴えのある色を目標としています。 江戸時代の技術を受け継ぎ、さらに改良し現代に即した作品を手掛けています。