蒔絵螺鈿華形盤

まきえらでんはながたばん 高さ 8.0 x 幅 21.0 x 奥行 21.0 cm / 2014年
販売済
似た作品のオーダー等も可
オーダー制作、購入可能な作品など
  • 漆芸
  • 価格帯 ¥1,600,000 - 10,000,000
    Info

    ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

    閉じる
  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 6

作品について

盤の上面は乾漆で制作し、脚の部分は欅の挽き物である。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • サイズ
    高さ 8.0 x 幅 21.0 x 奥行 21.0 cm
  • 発表年
    2014
  • 桐箱
    付属
  • 取り扱い方法
    汚れた場合はやわらかいスポンジで洗い、水気をふき取ってください。
    漆器は紫外線に弱いので、直射日光を避けて、使用しないときは桐箱に収めていただけると作品は良好な状態を保ちます。

この作品の技法

乾漆 (かんしつ)

粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。

蒔絵 (まきえ)

蒔絵は日本独自に発達した漆芸の代表的な技法で1200年ほど前から行われています。器の表面に細い筆を使って漆で絵を描き、その漆が固まらないうちに上から金の粉を蒔きつけて模様をあらわします。

平文 (ひょうもん)

金や銀などの金属を、薄い板にのばしてからいろいろな形に切りぬいて模様をつける技法を平文と呼びます。

螺鈿 (らでん)

螺鈿はアワビや夜光貝、白蝶貝などの貝がらの輝いた部分をうすくして使います。「螺」は巻き貝をさし、「鈿」にはかざるという意味があります。螺鈿は、1300年ほど前に中国大陸から伝わった技法で正倉院の宝物にも見ることができます。

次へ
前へ
写真:蒔絵螺鈿華形盤
蒔絵螺鈿華形盤 浅井 康宏
販売済