籃胎蒟醬十二角食籠「蝶蜻蛉」 ランタイキンマジュウニカクジキロウ「チョウトンボ」
- 漆芸
- 2013年発表
- 高さ8.0 x 幅23.0 x 奥行23.0 cm
- 販売済
分野 | 漆芸 |
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発表年 | 2013 |
サイズ | 高さ8.0 x 幅23.0 x 奥行23.0 cm |
展覧会 | 第60回日本伝統工芸展 |
受賞 | 日本工芸会保持者賞 |
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籃胎
竹は編んで形を作るのに適しています。竹を細く割り表側の皮をはがして漆を塗り重ねます。竹で作ったものは軽くて丈夫なのが特徴です。
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蒟醤
模様の彫り方は、線で彫る、点で彫る、またはそれらを組み合わせた彫り方の大きく3種類があり、蒟醤剣という特殊な彫刻刀を使います。
人間国宝(重要無形文化財保持者) 大谷 早人 Hayato Otani

私は真竹のヒゴで編み上げた素地の上に蒟醤技法でデザインを施した漆芸作品を作り続けております。 素地、加飾技法ともに香川県に古くから伝わり、受け継がれてきた技であり、私の作品を通じて後世に伝えていければと考えております。デザインとしては、主に身近な草花や昆虫たちの一瞬の美しさを切り取ったイメージを図案化する事が多いです。 また、2010年より3年ごとに開催される瀬戸内国際芸術祭では、私の実家を使い、建築と漆を融合させた「漆の家」として再生、展示し、香川県だけにとどまらず、日本の伝統文化である漆芸の持つ可能性についてアピールの場として、国内外の方々から好評を頂いております。機会があれば、ご来場ください。