乾漆菊花文玳瑁赤抜硯箱

かんしつきっかもんたいまいあかぬきすずりばこ 2000年
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  • 漆芸
  • 価格帯 ¥3,000,000 以下
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1

作品について

脱乾漆胎。内部は懸子と硯の下水板を納める。表は菊の花を赤い布目と鼈甲で表現している。 内側は金平目粉の蒔絵。

作品詳細

  • 分野
    漆芸
  • 発表年
    2000
  • 桐箱
    付属
  • 取り扱い方法
    漆塗膜は紫外線に弱く、鼈甲は高熱により変形するので、室内での使用が望まれる。懸子、硯、水滴、下水板は本体から取り出せる。

この作品の技法

乾漆 (かんしつ)

粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。

漆絵 (うるしえ)

色漆を使って絵を描く表現が漆絵です。最も古い時代に生まれた基本的な装飾表現です。

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写真:乾漆菊花文玳瑁赤抜硯箱
乾漆菊花文玳瑁赤抜硯箱 奥窪 聖美
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