欅造拭漆箱
けやきつくりふきうるしばこ 高さ 12.0 x 幅 36.0 x 奥行 25.0 cm / 2025年- 木竹工
- 日本工芸会展覧会で3回受賞
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作品について
この作品は、私の生まれ育った瀬戸内海の漁村に浮かぶ漁舟をモチーフにデフォルメしたものです。漁舟は、左右対称に造られていますが、今回の作品は、舟首を時計回りに円形に曲げました。デッサンから構想を練り、粘土で創り込み、木へ転化しました。樹種は欅材の柾目に近い材を選定し、天面のエグリ面を出合杢にくり込みました。下部は舟底そのままに創り込み収納箱としています。
作品詳細
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分野木竹工
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材質欅
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サイズ高さ 12.0 x 幅 36.0 x 奥行 25.0 cm
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発表年2025
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限定一点物
この作品の技法
拭漆 (ふきうるし)
拭漆とは、木地の表面に薄く漆を塗って仕上げる技法です。へらなどで漆を塗って綿布で摺り込み、余分な漆を和紙やきれいな布で拭き取ります。この工程を何度も繰り返すことで、木目がくっきりとし木肌も深みを増します。
この作品の受賞情報
- 第20回 伝統工芸木竹展 (2025)
- 朝日新聞社賞
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