桐塑布和紙貼「星取り」
とうそぬのわしばり「ほしとり」 高さ 62.0 cm / 2025年木村 美智子 (きむら みちこ)
1944 -- 人形
- 日本工芸会展覧会で6回受賞
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価格帯
¥400,000 以下
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
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作品詳細
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分野人形
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材質桐塑、 和紙
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サイズ高さ 62.0 cm
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発表年2025
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限定一点物
この作品の技法
桐塑人形 (とうそにんぎょう)
桐塑人形は、桐塑という桐の木の粉に、のりを混ぜて粘土状にしたものを桐の木の芯につけて形を作ります。また、やわらかいうちは自由自在に形を変えることができるので、いろいろな形を作ることができます。後で形にくるいが出ないように、よく乾燥させることが大切です。
布貼り (ぬのばり)
色のちがう布をはって模様をつくります。
紙貼り (かみばり)
染めた和紙をはって模様をつくります。
この作品の受賞情報
- 第72回 日本伝統工芸展 (2025)
- 文部科学大臣賞
受賞コメント
満天の星の下で星を取りたい、と願い長い棒を掲げ持つ奈良時代の少年の姿です。
夜、近くの平城宮跡に立つと、古の宙が想像されます。
かつて槍ヶ岳の山小屋から仰いだ感動の星空が、ここにも広がっていたとの想いがこの作品に繋がりました。
全体を夜空の色に、着衣の星をポイントといたしました。
この様な賞を頂き大変嬉しく、感謝申し上げます。誠にありがとうございます。人の気持ちに訴えられる作品を、創りたいと想っております。
(日本工芸会 HPより)