乾漆盛器 「北颪」
かんしつもりき 「きたおろし」 高さ 15 / 径 30 cm / 2014年井上 俊介 (いのうえ しゅんすけ)
1983 -- 漆芸
- 日本工芸会展覧会で1回受賞
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作品について
日本の東北地方で、盆地の山々から吹き降ろす冬の風。冷たく厳しくも美しい自然の豊かさを表現した作品。
作品詳細
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分野漆芸
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材質
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サイズ高さ 15 / 径 30 cm
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発表年2014
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制作期間4ヶ月
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限定一点物
この作品の技法
乾漆 (かんしつ)
粘土で形を作り、その形を石こうで型にします。型に麻布を必要とする厚さに漆で貼り重ねて、型からはずして形を作ります。その後、さらに漆を塗って仕上げます。
麻の繊維は漆がしみこむと強くなるので、丈夫で自由な形を作るのに適しています。
平文 (ひょうもん)
金や銀などの金属を、薄い板にのばしてからいろいろな形に切りぬいて模様をつける技法を平文と呼びます。
螺鈿 (らでん)
螺鈿はアワビや夜光貝、白蝶貝などの貝がらの輝いた部分をうすくして使います。「螺」は巻き貝をさし、「鈿」にはかざるという意味があります。螺鈿は、1300年ほど前に中国大陸から伝わった技法で正倉院の宝物にも見ることができます。
卵殻 (らんかく)
漆で模様を描いた上に、細かく割った卵の殻を置いて表現する方法です。
色漆では出すことが難しい白色を鮮やかに表すことができます。おもにウズラの卵を使用します。
この作品の受賞情報
- 第55回 東日本伝統工芸展(平成27年度)
- 東京都知事賞