布目象眼五角鉢「濤」
ぬのめぞうがんごかくはち「とう」 高さ 18.0 x 幅 21.0 x 奥行 21.0 cm / 2024年藤川 耕生 (ふじかわ こうせい)
1997 -- 金工
- 日本工芸会展覧会で1回受賞
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価格帯
¥300,000 - 5,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
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作品詳細
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分野金工
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材質銀、 鉄
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サイズ高さ 18.0 x 幅 21.0 x 奥行 21.0 cm
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発表年2024
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限定一点物
この作品の技法
布目象嵌 (ぬのめぞうがん)
布目象嵌とは、地金となる金属に、鏨(たがね)を使い縦横の細い溝を彫り、その溝に薄い金や銀、鉛などを嵌め込む技法です。縦横の細い溝が布の織り目のように見えることが布目象嵌の名前の由来といわれています。
この作品の受賞情報
- 第71回 日本伝統工芸展 (2024)
- 日本工芸会新人賞
受賞コメント
この度は日本工芸会新人賞を頂きましたこと、本当に嬉しく、光栄に思います。今作は金沢で見た日本海の景色を表現したいと思い制作しました。鉄を用いた形状は豪華客船をイメージし、その船が雨の中、荒波を切って進む様子を布目象眼で表現しました。造形と加飾の関係性を考えたデザインに初めて挑戦し、なんとか形にすることができました。この賞を励みに、より一層学び、新たな試みを模索しながら、作品作りに精進していきたいと思います。お導きのほど、よろしくお願いいたします。
(日本工芸会 会報より)
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