砂鉄八重桜紋南部形鉄瓶

さてつやえざくらもんなんぶがたてつびん 2024年
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  • 金工
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  • 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1

作品について

南部鉄器は江戸時代が発祥であり芦屋や天明、京都などの産地に比べ後発でした。
すでに形は出尽くしておりましたが、南部の職人達は自分たちのアイデンティティとして
この釣鐘型の形状を「南部形」と名付けました。南部鉄器の高い技術を集めたこの形は、盛岡のどの工房も作っているフラッグシップモデルです。こちらの大振りで不揃いの八重桜紋は春にふさわしい紋様だと思います。

作品詳細

  • 分野
    金工
  • 材質
    砂鉄、鉄(鉉)
  • 発表年
    2024
  • 桐箱
    付属
  • サイン
    あり(作品、桐箱)

この作品の技法

惣型 (そうがた)

砂と粘土をまぜた土で形の輪郭にあわせた型紙の板を直接回転させて、型を作ります。おもに茶道で使われる茶の湯釜や、お寺のつり鐘などがつくられます。型から取り出した釜は、熱しながら漆やおはぐろなどを塗って、独特の美しい色に仕上げます。

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写真:砂鉄八重桜紋南部形鉄瓶
砂鉄八重桜紋南部形鉄瓶 鈴木 盛久
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