糊糸目友禅訪問着「棕櫚」
のりいとめゆうぜんほうもんぎ「しゅろ」 2019年ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
堀 龍平 (ほり りょうへい)
1971 -- 染織
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価格帯
¥50,000 - 1,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1
作品について
自宅の手入れされていない裏庭の隅に生えている棕櫚が隣の屋根瓦を力強く押し上げて育っていく様を表現したいと思ったのがきっかけです。
20代の頃に江戸時代の袱紗を近くで見る機会があり、その繊細さに感銘を受けました。糊糸目を勉強する内に表現としての糸目の可能性を追求したくなりました。
女性が着た時に一番美しく見える着物をめざして今回の作品を制作しました。
作品詳細
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分野染織
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材質絹
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発表年2019
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制作期間1年4ヶ月
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限定一点物
この作品の技法
友禅染 (ゆうぜんぞめ)
友禅染は日本を代表する染物のひとつで、白生地にのりで模様を描いて、いろいろな色を染めていきます。一度着物の形に仕立ててから青花液という、洗うと色の残らない液で下絵を描きます。その下絵の線の上にのりを置き、色どうしが混まざるのを防ぎます。そして、模様に合わせて色を塗ります。最後に、こののりを洗い流し、細く白い線を残すのが糸目友禅です。また、この白い線が残らないように模様を染める方法を堰出友禅といいます。
この作品の受賞情報
- 第48回 日本伝統工芸近畿展 (2019)
- 新人奨励賞

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