楡木画飾箱 ニレモクガカザリバコ
- 木竹工
- 2023年発表
- 高さ15.4 x 幅13.6 x 奥行31.0 cm
-
¥707,300
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
-
工房を構える北海道の当別町は、道内でも有数の豪雪地帯です。
北海道を代表する木である楡を使い、朝一番に積もった粉雪に朝日が差し込んだ情景を木画で表現しました。
同じ大きさの台形の楡の片を組み合わせ、立体的に表現することで雪に輝く光をイメージしています。
木画はハルニレを使用し、本体側面は神代楡を使用しています。
分野 | 木竹工 |
---|---|
発表年 | 2023 |
サイズ | 高さ15.4 x 幅13.6 x 奥行31.0 cm |
材質 | 楡 |
展覧会 | 第19回伝統工芸木竹展 |
-
指物
木目の組み合わせを考えて、木を正確に切ることが第一歩です。木を削ったり彫ったりして、つぎ手と呼ばれる凸と凹の部材をつくり、それらを直角に組み合わせて箱などの作品をつくります。金属のクギなどを使わないで組み立てることが、指物(さしもの)の特徴です。
-
木画
木画とは、数ミリの薄さに切り出した木材を長方形や三角形などのパーツにし、作品の胎(ボディ)となる板に貼り合わせて文様をつくる装飾技法です。多い時には1,000枚以上の小さなパーツを、木目がずれないように貼り合わせて文様をつくりだすこともあります。
島田 晶夫 Akio Shimada
少年時代に見た一枚の木版画の、その木目の美しさに感動と驚きを覚え、それ以来「木」という素材を使ったものづくりに邁進してきました。 素材の持つ自然の色、木目、そしてそれらを調和させる工夫を一心に考え制作しています。 特に見る角度を変えることで模様が立体的に見えるように木目を使うことを最大限に心掛けています。