長板中形の説明
江戸小紋は細かな模様を絹の生地に染めますが、長板中形は大きめの模様を長板(長さ約6.5メートルの板)を使い木綿の浴衣に染めます。
型紙を使ってのりを両面に置き、白地に藍の模様を両面にすっきり染める日本の伝統的な方法です。
長板中形の作り方
- ステップ 1
長板に木綿の布を張って赤色ののりを表裏に置きます。
- ステップ 2
布地の表と裏に大豆の汁を刷毛で引きます。
- ステップ 3
布全体を藍液につけて染めます。
- ステップ 4
水で赤色ののりを洗い流すと、藍色の模様があらわれて完成!