青白磁(せいはくじ)について

青白磁の作家・作品

青白磁の説明

青白磁は、白い石を原料とした磁器土から作られています。素焼した器に、焼くと青味のでる鉄分を少しふくんだ釉薬をかけて焼いた作品のことで、中国で焼かれたものが始まりです。
焼くと透明になる釉薬をかけて作り、器の白さをいかしたものを白磁といいます。鉄分をふくんだ土に、焼くと青緑色になる釉薬をかけてできたものを青磁(青瓷)といいます。
きざまれた模様の部分に溶けた青色の釉薬がたまって美しい水たまりのようになります。青白磁のむずかしさは、釉薬をとても厚く塗るので、焼いている間、器に負担がかかり、割れやすいところです。