奥窪 聖美
- 漆芸
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価格帯
¥3,000,000 以下
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1
作品購入、オーダー制作、購入可能な作品など
- 分野漆芸
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技法乾漆、蒔絵、螺鈿、漆絵
- 活動拠点東京都
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所属日本工芸会正会員

作風
ウルシの幹を傷だらけにして得るせっかくの漆液だから、その硬化後の強靱さや深味のある艶など、漆の特性を存分に活かして制作したいと思っている。精緻な石膏型に麻布を貼り重ねて離型するきっぱりした素地制作もするが、縄や氈に漆を染込ませて手捻り整形するものの、後は漆の硬化力に任せて形を暴れさせた作品もつくる。加飾では、大名調度の角赤手箱にヒントを得て、赤い布目が蒔絵や螺鈿と同等の文様として現われる様にと工夫を重ねている。
略歴
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1984東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸分野修了
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1986日本伝統漆芸展初出品
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1990日本伝統工芸展初出品
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1993文化庁主催指定文化財修理技術者講習修了
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1998個展「花のParty」(銀座 文藝春秋画廊)
「香りのうつわ今」展 (磐田市 香りの博物館) -
1999海外研修(五島記念文化財団助成 西欧、北米1年)〜00
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2001個展「海外研修帰国記念展」(渋谷 Bunkamura Gallery)
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2002個展「水と花と風と」(名古屋 ギャラリー余白)
個展「Vivid」(銀座 Gallery Tanaka) -
2003個展「activity」(京王プラザホテル)
海外研修(文化庁芸術家在外研修員 ロンドン1年)〜04 -
2004「SETAGAYA ART 2004」(世田谷美術館)
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2006個展「海外研修報告ーthereー」(京王プラザホテル)
「SETAGAYA ART 2006」(世田谷美術館) -
2008個展「version」(銀座 Gallery Tanaka)
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2010個展「assort」(日本橋 三越)
「美の潮流展」(Bunkamura ザ・ミュージアム) -
2011臺南国際樹漆藝術大展(台湾)
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2012「125周年記念 漆芸ー軌跡と未来」展(東京藝術大学大学美術館)
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2014「関東のうつわ展」(伊丹市工芸ギャラリー)
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2016「中田英寿が出会った日本工芸展」(パナソニック汐留ミュージアム)
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2018「現代漆芸」展(金沢市立安江金箔工芸館)
「漆の現在2018」展(日本橋 三越)
個展「texture」(銀座 Gallery Tanaka) -
2019個展「トレ・ボン・バン」(銀座 ギャラリーおかりや)
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2021「表現する漆 展」(金沢市中村美術館)
個展「Legacy」(銀座 ギャラリーおかりや) -
2022「工芸の美展 金属と漆」(富山 イセ食品株式会社)
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2023個展「Papier et URUSHI ー漆と紙は深い仲ー」(銀座 ギャラリーおかりや)
受賞歴
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1995第12回日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞
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1998第9回五島記念文化賞
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2003文化庁芸術家在外派遣選出
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2019第35回日本伝統漆芸展東京都教育委員会賞
パブリックコレクション
- 紀文コレクション(東京)
- 磐田香りの博物館(静岡)
- ヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)
- 青蓮寺(広島)
- 拓福美術館(中国福建省)
- 安江金箔工芸館(金沢市)
- 浦添市美術館(沖縄)
- イセ文化財団(東京)