井上 萬二
- 陶芸/ 人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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価格帯
¥150,000 - 3,000,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 1
作品購入、オーダー制作、購入可能な作品など
- 認定人間国宝(重要無形文化財「白磁」の保持者)
- 分野陶芸
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技法青白磁、白磁
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生年1929 -
- 活動拠点佐賀県
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所属日本工芸会正会員
日本工芸会参与
有田町名誉町民

作家紹介
卓越した技で白磁の造形美を極める
佐賀県有田に自身の名を冠した工房を構え、現役で作陶に向き合う陶芸家・井上萬二。巧みなろくろ技術によって生み出される端正な造形の作品が特徴です。海外での技術指導や多数の展覧会を経験し、1995年には「白磁」の人間国宝に認定。芸術分野における優れた功績を称えられ、紫綬褒章も受章しています。時代に即した感性を持つ井上の作品は国内外の多くの人々から愛されています。程よく緊張感のあるフォルムでありながら親しみを感じさせる独特の雰囲気で、見る人、使う人を楽しませてくれます。
作風
白磁の轆轤技と造形美を極め、1995年重要無形文化財(人間国宝)に認定される。白磁の第一人者として、素地の清浄な白の発色に負けない格調高い凛としたフォルムを目標としながらも現代感覚に即した作品を生み出している。
略歴
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1929佐賀県有田町生まれ
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19693月より5ヶ月間ペンシルバニア州立大学美術学科で派遣教授として作陶指導、4回指導渡米(~1951)
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1971日本陶芸展入選、同カナダ・アメリカ巡回展、南米巡回展 招待出品(〜2000)
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1979労働大臣表彰 現代の名工として
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1983ニューメキシコ州立大学美術学部にて美術指導のため19回渡米(現在美術教育学部教授)
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1986中国景徳鎮友好視察 ヨーロッパ美術視察等
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1987文化庁文部大臣賞作品買上げ
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1988内閣総理大臣と芸術を語る会招待
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1968日本伝統工芸展入選(〜2017)
日本工芸会正会員となる -
1995日独文化交流展のためドイツにて個展(外務省 ドイツ美術博物館主催)
重要無形文化財保持者指定(人間国宝)
日本伝統工芸展鑑査委員
究極の陶芸「人間国宝八人展」出品 -
1997文化交流のためハンガリー民族博物館にて個展
東京国立近代美術館で作品買上げ(平成8年日本伝統工芸展作品)
紫綬褒章受章 -
1999文化交流のためモナコにて「レニエ大公即位50周年記念」個展
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2000茨城県立美術館作品買上収蔵
文化交流のためポルトガル国立ベレン文化センターにて個展 -
2001岐阜県立美術館作品買上げ
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2003日本伝統工芸展審査員
旭日中綬章受章 -
2007文化交流のためポーランド国立クラクフ美術学院にて個展
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2012文化交流のためアメリカ ニューヨークにて個展
文化交流のため香港にて個展 -
<その他入選歴>
佐賀県展入選、県選抜展2回出品(1958~)
一水会陶芸部連続入選(1963~)
受賞歴
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1967九州山口陶磁展 文部大臣奨励賞(通算2回受賞)
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1986佐賀県芸術文化功労賞
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1987日本伝統工芸展文部大臣賞
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1993佐賀県県政功労賞
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2002西日本文化賞
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<その他受賞歴>
佐賀県展入賞、知事賞、美術協会賞、その他受賞あり
一水会陶芸部にて 一水会賞、会員優賞