河野 行宏
- 木竹工
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価格帯
¥300,000 - 1,500,000
Info
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 13
作品購入、オーダー制作、購入可能な作品など
- 分野木竹工
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技法刳物、拭漆、挽物、木象嵌
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生年1962 -
- 活動拠点福岡県
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所属日本工芸会正会員
日本工芸会西部支部常任幹事

作家紹介
用の美を追求する漆と木の調和
木工作家 河野行宏は、高校卒業後から父親のもとで木工芸を学び、現在は福岡県直方市に自身の工房を構えています。彼の作品は、造形と木目の調和を追求し、日々の暮らしに寄り添う「用の美」を体現しています。河野は、銘木を彫刻刀や鑿(のみ)で削り出す刳物(くりもの)の技法と、漆を幾度も塗っては拭く拭漆を駆使し、木の表情を最大限に引き出します。「拭き漆の色合いや艶が木と融合し、人の心を癒やすようなものづくりを目指している」との通り、単に美しさを楽しむだけでなく実際にその作品を使うことで、卓越した技術と込められた思いを感じ取ることができます。
作風
銘木と言われる美しい木の塊を刳り抜き、形と杢目の調和の美を追求する。又その仕上げには漆を使い、その色合いや艶等が木と融合し人の心を癒すようなものづくりを目指しています。
略歴
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1962福岡県直方市に生まれる
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1980父、孝弘の工房で学ぶ
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1992第39回日本伝統工芸展 初出品入選(2013年まで28回入選)
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1993第28回西部工芸展 初出品入選(2013年まで21回入選)
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1996第4回淡交ビエンナーレ茶道美術展 入選
日本工芸会正会員認定 -
1997人間国宝 川北良造氏の伝承者育成研修会参加
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1999伝統工芸富山展 賛助出品(以後21回出品)
日本橋高島屋美術画廊にて中川清司氏と二人展 -
2002日本工芸会西部支部幹事
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2011福岡市美術展 審査委員
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2014福岡三越にて個展(2017年)
受賞歴
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1994第29回西部工芸展 朝日新聞社金賞受賞
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1995第30回記念西部工芸展 朝日新聞社大賞受賞
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2002第37回西部工芸展 大分県知事賞受賞
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2003第38回西部工芸展 熊本県賞受賞
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2006第41回西部工芸展 大分県知事賞受賞
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2008第43回西部伝統工芸展 日本工芸会賞受賞
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2010第45回西部伝統工芸展 九州朝日放送賞受賞
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2012第47回西部伝統工芸展 朝日新聞社大賞受賞
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2014第49回西部伝統工芸展 KKB鹿児島放送賞受賞
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2015直方文化賞受賞
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2019第17回伝統工芸木竹展 東京都教育委員会賞受賞