松枝 小夜子
- 染織
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価格帯
¥2,000,000 以下
Info
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閉じる - 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 7
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- 分野染織
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技法絣織、久留米絣
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生年1956 -
- 活動拠点福岡県
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所属日本工芸会正会員
重要無形文化財久留米絣技術保持者会 会員

作家紹介
手仕事の極致
国の重要無形文化財に指定されている久留米絣。松枝小夜子はその久留米絣の括りと織りの技術保持者に認定されています。1882年に織屋として始まった松枝家は小夜子の夫である哲哉で5代目となりましたが哲也は2020年に他界。現在は息子の崇弘とともに伝統の技の継承に努めています。多様な文様を絵のように織った絵絣が松枝家の特徴で、花や鳥といった文様をデザインに起こし、経糸(たていと)と緯糸を括って天然藍で染めます。手括りは時には数千にも及ぶといわれますが、正確に括り染められた糸を使って美しい文様が狂いなく手機(てばた)で織られる技術は圧巻です。
略歴
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1956熊本市生まれ
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1974長崎の村山琢磨氏に師事、デッサン・油絵を学ぶ
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1979人間国宝(郡上絣)の宗廣力三氏に師事
岐阜県郡上八幡工芸研究所にて草木染・絣・紬織りを学ぶ -
1982鳥巣水子氏に学ぶ
後に、浮花織・紗・絽・紋紗織を習得 -
1991「日本のきもの染織工芸展」マックスバーク・テキスタイル・ミュージアム 招待出品
「染と織 現代の動向 II」(群馬県立近代美術館) -
1994重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員 認定
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1997日本工芸会正会員認定
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2009「伝統と創造・工芸のいま」展 九州国立博物館 出展
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2011「日本とタイ-ふたつの国の巧と美」展 招待出展
受賞歴
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1989第24回西部工芸展 朝日新聞社金賞
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1990第15回全日本新人染織展 大賞・通産大臣賞
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2012第46回日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞
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2015第49回日本伝統工芸染織展 山陽新聞社賞
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2019第53回日本伝統工芸染織展 三越伊勢丹賞
第54回西部伝統工芸展 福岡市長賞