小家 弘誠

こいえ こうせい
  • 木竹工
  • 日本工芸会展覧会で3回受賞
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作品購入、オーダー制作、購入可能な作品など

    • 分野
      木竹工
    • 技法
      拭漆、指物
    • 所属
      日本工芸会準会員

    作風

    私は、岡山県の牛窓町という漁村で生まれ育ちました。この牛窓町は、江戸時代から木造船の町でも有りました。
    その中で育った私は、船大工の仕事を観ながら、少年期をすごしました。
    その後は、趣味的に船大工が船底からの海水侵入を防ぐ特別の技法・鋸ずり・を継承し、工芸的作品を作っていました。
    青年期は困窮の極みにて、岡山県の職員、公務員として働かせてもらい、休日等は自分成りに創作を重ねてまいりました。
    60歳の定年まで生活の為、二足の草鞋で過ごしました。
    木工芸は制作に騒音と粉塵がつきまといます。この事をクリアーするため広い大きな工房を公職時代に構築する事が出来ました。

    私の作品の形は、漁村で使用されていた、伝馬船という小舟が原型と成っています。
    現在の作品はデフォルメで、縮尺物では有りませんので分かりにくいですが、伝馬船その物です。

    現在、伝統工芸展に出品する作品は、木工芸の中、くり物です。
    私自身は、過去の作品の復元物にならない様に特に意識して創作しております。
    特に苦慮している事は、伝統工芸の範囲で無いとの批判を受ける事です。この事は多々有ります。
    その中、もくもくと新しい創作物に挑む毎日です。

    50歳代から、香川県のくり物師を尋ね、行き来しながら教えて頂きました。
    キサゲの事
    キサゲ工具の事
    等を本四架橋をまたいで習得いたしました。

    キサゲに関しては、私は幼い頃から、船大工から概ねは習得していました。しかし、何代も伝統工芸的に鍛錬している香川県のくり物師の技には目からうろこでした。
    キサゲ工具は、以前から自分で作り使用していましたが、キサゲ師の工具は別格の刃物でした。
    この時期以後から、県展等では認められる様に成ったと感じています。
    岡山県でのくり物習得が困難と成った現在、香川県に頼っています。
    これ以後は、伝統工芸中国地区展、伝統工芸本展で、何度も落選を重ねて、昨年、伝統工芸木竹部会展で、朝日新聞社賞、中国支部展で広島県知事賞、伝統工芸本展入選を頂く事が出来ました。

    私のこだわりは、前記で述べましたが、昔の有名人の作品復元物は作らない事です。
    作品は全て、粘土から造形を創作した私のオリジナルです。

    受賞歴

    • 2024
      第67回日本伝統工芸中国展 テレビせとうち賞
    • 2025
      第20回伝統工芸木竹展 朝日新聞社賞
      第68回日本伝統工芸中国展 広島県知事賞
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